おはようございます!
ここまで子宮内胎児死亡宣告から破水、そして入院と書いてきました。
今日は入院して看護師さんから説明を受けたこと第一弾(退院方法と棺の用意について)を書いていきます。
看護師さんの説明
さて、破水し出産の為入院することとなった私。
先生から死産の原因について調べることが出来ると説明されたほかに、看護師さんからあと2つの重要なことについて説明を受けました。
それは、
・退院方法と棺の用意について
・入院中に赤ちゃんに出来ること
の2つです。
退院方法と棺の用意について
退院方法について
退院日については、容態にもよりますが最短で出産後1日で退院出来ると説明を受けました。
更に、退院の時に赤ちゃんをどうやって連れて帰るかということについて決めて、決まったら教えて欲しいとのことでした。
看護師さんの説明によれば、これは本当に人に依るそうなんですが、抱っこして連れて帰る方もいれば棺だとか小さな箱に入れて連れて帰る方もいるということでした。
私と夫は話し合いの結果、私が妊娠中に手作りした抱っこ布団で抱っこして連れて帰ろうということになりました。
棺について
棺についてですが、私にとってはこれがまた心的負担が半端ないものでした。
看護師さんの話によれば、病院で用意出来るのは小さめの赤ちゃんが入るくらいの箱だけしかなく、理玖の場合は臨月まで大きくなっているので入らないと思うとのことでした。
実際に箱を持ってきて見せてもらいましたが、紙で出来ていて、確かに臨月近くまで育った赤ちゃんでは入らなさそうな大きさでした。
この場合、病院では用意がなく、また、どこの葬儀業者で赤ちゃん用の棺の取扱があるかというのは分からないので、自分達で赤ちゃん用の棺を売っている業者を探して買わなければいけないと説明を受けました。
ただでさえ、赤ちゃんが亡くなっていることで憔悴しているのに、更にはまだこれから産むのに、赤ちゃん用の棺が売っているところを自分達で探して用意しなければならないなんて、なんて残酷な現実なんだろう。やってられない。意味が分からない。と思いました。
赤ちゃん用の棺とか、葬儀業者とか、普段の生活で全く縁のないところであり、知識なんてあるはずもありません。
どこで売っているのかなんて、全く検討もつかない。
ただ、なんとなくCMでやっていて知っている、名前は聞いたことあるというレベルの葬儀業者で言えば、私が住んでいる東海地区に店舗がいくつかあるイズモ葬祭という葬儀業者でした。
有名なところでそれなりに大きそうだから電話して聞いてみれば赤ちゃん用の棺とかもあるかもしれないね、と夫と話し、夫が電話をかけてくれました。
そうしたら、イズモ葬祭で取扱いがあるということだったので、翌日夫が店舗に行って棺や骨壺をどれにするか決めてくれたのです。
私は私で病室で悲しみに暮れながら出産の時を待つことしか出来ませんでしたが、夫は夫で悲しみの中葬儀業者まで出向き、これから何十年と一緒にいるはずだった息子を入れる棺や骨壺を選ぶなんて、どれだけ辛かったことかと思います。
そんな中でも唯一救われたのは、夫の話によれば、イズモ葬祭の店長さんもお子さんを亡くされているようで、夫の気持ちを理解するとともに、ドライアイスが売っている全く別の業者を調べて教えてくれたということです。
本当に感謝しています。
どうしようもなく打ちひしがれている時ほど、人の優しさというものが心に沁みるものですね。
さて、話を元戻すと子供用の棺にも大きさや種類があって2尺のものと3尺のものがあったようです。
2尺のものはそのまま木で組まれているものと、白い布で覆われている物がありました。
3尺のものからはクマとかの絵柄が入っていて可愛らしい感じのものもあったようです。
3尺では理玖には少し大き過ぎるようだったので、2尺の白い布で覆われた物にしました。
そしてこの時骨壷についても説明を受け、骨壷は子供用の物は全て4寸という大きさの物となるとのことでした。
骨壷については、そのまま購入した物を使うか、後々可愛らしい物やおしゃれな物を追加で購入し、移し替えるか等、細かいところまではまだ決められなかったので、とりあえず乗り物が書かれた骨壷にしました。
※でも、一度骨を入れてしまうと、なんだか後から移し替えるというのも偲びなく、結局今でもこの時の骨壷をそのまま使っています。
ちなみに、イズモ葬祭さんで用意した棺や骨壺はこちらです↓
パンフレットに影が映っててすいません。
なんせ、もういつ産まれてきてもおかしくない状況で、事態が急転直下したので、状況を受け止められないまま色々なことを決めて行かなければならず、本当に精神的に苦痛でした。
なかなか大変です。
夫には感謝です。
入院中に出来ることについては明日に続きます。
それでは今日も仕事行ってきまーす!