死産経験について

死産経験 〜ラミナリア、折り紙〜

おはようございます!

昨日までが子宮内胎児死亡宣告から入院初日でした。

たった1日のことなのにすごく詰まってますね。

さぁ、今日からは入院2日目です。

ラミナリア

この助産師さんが寄り添ってくれた朝の検温後、午前7時か7時半頃だったと思いますが、陣痛が来ないのでラミナリアを入れる措置をしました。

まず、先生がこの朝の時間にいること自体驚きでした。
私の先生は女医さんだったので、どうやって生活してるんだろう、大変だなぁ、すごいなぁと純粋に思いました。

話を戻すと、先生が子宮口の開き具合を見てくれて2センチってことでした。
1週間前と変わっていない…。
それでラミナリアを入れてくれたんですが、その時助産師さんが肩をさすっててくれて、呼吸の仕方を教えてくれました。

私は全く無知だったので、あれ?何で?別に痛くないけど、もしかして痛くなるのか?って思ってたら激痛が走りました。
ビビりますね。
入れたラミナリアは10本でした。

ちなみに夕方にまた入れ替えたのですが、その時は13本か14本だったと思います。

折り紙

ラミナリアを入れて病室に戻り、また夫とライン電話。

子宮内胎児死亡宣告の時に、先生と助産師さんが一時帰宅を勧めてくれたということを書きましたが、私なりにその理由が良く分かりました。

病室に一人でいるとどうしようもない悲しみに襲われて、あぁでもない、こうでもないって色々な考えが浮かんでは消えて行って、頭と心がモヤモヤしてくるんですね。
そういう時に一番気持ちが分かる夫と話をすることで、少し気持ちが楽になるというか、自分の考えが話をする中でまとまってきたり、お互いに励まし合ったりすることが出来る。
きっと、あの時先生と助産師さんが一時帰宅を勧めてくれたのは、そういうことがあるからなんだろうなぁと思います。

この日、夫とはほぼほぼ電話してました。

そんな中、助産師さんが病室に来て、「赤ちゃんの為に折り紙を折りませんか?」と言ってくれました。

私、鶴ぐらいしか折れないですけどいいですかねぇ?って聞いたら、じゃあ折り方の本があるので持ってきますねと言って、折り紙何枚かと、色々な乗り物の折り方のコピーをくれました。

実際には何て言われたのかよく思い出せないんですが、確かこの前後に助産師さんに「産まれた後は色んな手続きとかあってバタバタして忙しいだろうから、今産まれる前から、赤ちゃんの為に出来ることがあればしておいた方がいいよ」みたいな事を言われて、今は早く産まれないかなって思ってるけど、産んだらもうそこからお別れに近づくだけなんだよなってハッとした覚えがあります。

そう言われてから、棺に入れてあげたい物とか、家に帰ってからしてあげたいこととか色々考え始めたと思います。

その一つとして折り紙を折りました。

ちなみに、助産師さんに折り紙をもらって折ってるという話をしたら、夫は自分で折り紙を買ってきて家で折っていました。
夫曰く、自分は産んであげられる訳でもないし、理玖にしてあげられることが少ないから、折り紙を折って、手作りの物を棺に入れてあげたいと思ったそうです。

亡くなっている子を産むというのは心身ともに辛いですが、産めないなら産めないで歯がゆい思いがあるんですね。

今日はこの辺にしておきます。

皆さま、よい日曜日を‼︎

それでは、今日はゆっくり過ごしまーす。

ABOUT ME
livewithriku
2020.9.14 39週6日 子宮内胎児死亡宣告 2020.9.16 40週1日 死産 31歳の時、初めての妊娠、出産で臨月死産しました。 息子への想いを綴ると共に、死産後の生活について書いていきたいと思います。 少しでも私と同じような経験をされた方の役に立てれば幸いです。

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