死産後の生活

プレッシャー

おはようございます!!

今日は10年前に東北大震災があった日ですね。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、どうしても考えずにいられないのはご遺族のことです。

お子さんを亡くされた方々も多くいらっしゃることと思います。

子供を亡くした経緯や年齢は違うかもしれませんが、自分の子供を亡くすことがどれだけ辛いことか…。
少しでも寄り添うことが出来たらと思います。

さて、今日は職場復帰までの間に仕事の師匠から頻繁にかかってきた電話で感じたプレッシャーのことについて書きます。

プレッシャー

師匠からの電話

師匠は、家に訪ねて来てくれてから、一週間に何度か電話をくれるようになりました。

内容は主に職場のことと上司の愚痴です。笑

あとは、私の職場復帰先のことでした。

私は妊娠する前は師匠と一緒の支店で働いていて、妊娠してから自宅近くの支店で働くようになりました。
妊娠中にいた支店は小さな支店で、私がいる課だけでなく、支店中の人が私が妊娠していることを知っていて、清掃委託業者の掃除のおばちゃんまでもが知っているという状態でした。

私がいた課の人だけなら死産したことを周知してもらうことは容易ですが、支店全体というとなかなか周知が行き渡らない部分もあるだろうと思い、職場に復帰してもその支店に行くのはちょっと精神的に辛すぎるなと思っていました。
ですから、このことは復帰する時に上司に話をしようと思っていました。

師匠にこのことを話した時も「今のお前の希望は通るだろうから、それならそれで説明をすればいい。妊娠中にいた支店に行かせることはないはずだから」と言っていました。

さらに、師匠は直接口に出して「俺のところに来い」とは言いませんが、「俺が上司と話をしてやったから。道筋は立てておいたから。上司は俺のところで預かってもらえないかと言ってきたけど、遠いから本人に選ばせれば良いと言っておいた。だからあとはお前が自分でどこに行くのか選べ。俺はお前がどこに行っても構わないから」と言ってきました。

「どこに行っても構わない」と言いつつ、師匠は私が師匠の所に行くことを選択するだろうと思っているようでした。

正直言って、体調もまだ悪いし、職場復帰への焦りはあっても、仕事のことなんて考えられる精神状態ではありませんでしたし、頻繁に電話が来て「暗に俺のところへ来い」と言われてもプレッシャーでしかありませんでした

師匠が、まだ産後の体調とか体調不良について理解のある人なら師匠のところに行く選択もしたかもしれませんが、一緒に働いていた時に妊娠したと伝えた時も、それはそれは酷い対応でしたから、到底私の今の状況を分かってもらえるとは思えませんでした

師匠はいわゆる「古き良き時代の人」で、休まないことが美徳の人であり、仕事の為にはプライベートを犠牲にして当たり前、余力を残して良い結果が出ると思うなという人です。
これだけならまだ良いですが、残念ながら人として最低限の妊婦への対応は持ち合わせていない人でした。

なので私は、師匠のところには行かない選択をしました。
これだけプレッシャーをかけられて、行かないとは言い出しづらかったですが、仕方ないですね。
師匠は残念そうでしたが、自分の身は自分で守るしかないですから…。

心配してくれている気持ちもあるんでしょうが、実際は自分のところに来てもらいたかっただけなのかもしれないし、よく分かりません。

今思うこと

死産後の精神状態では、プレッシャーとか、自分の状況を理解してくれない相手とか、ストレスとか、心に負荷のかかるものはなるべく遠ざけるに越したことはないと思います。

私も実際に師匠のところに行く選択をしなくて良かったと思っています。

職場復帰するのがどうしても辛ければ、休職したり、辞めたりするのも一つの選択肢だと思います。
まだ復帰の時点では決められなければ、とりあえず流れに身を任せてみるというのも有りだと思います。
私は完全に後者です。
復帰したくはないけど、じゃあ休むのを延長したとしていつ復帰出来そうか考えても分からないし、今の段階で辞める選択をする勇気もない、それならば流れに身を任せようと思いました。

ただし、自分の体調を一番に考えて、上司にも体調が悪いので良くなってくるまで出張等は出来ないというのをしっかりと伝えました。

職場に復帰すれば、多少なりともストレスや人間関係で悩んだりとか、あるとは思いますが、無理はしないで、自分が心地良くいられる状態を探って行きましょう。
自分で自分の心の舵取りを上手くしていけると良いと思います。

とは言いつつ、なかなか難しいですけど、マイペースにやって行きましょう。笑

それでは、仕事行ってきまーす!!

ABOUT ME
livewithriku
2020.9.14 39週6日 子宮内胎児死亡宣告 2020.9.16 40週1日 死産 31歳の時、初めての妊娠、出産で臨月死産しました。 息子への想いを綴ると共に、死産後の生活について書いていきたいと思います。 少しでも私と同じような経験をされた方の役に立てれば幸いです。

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