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ご挨拶
Live-with-rikuをご覧頂きありがとうございます。
私は31歳の時、2020年9月16日に40週1日で息子を死産しました。
私のブログを現在ご覧頂いている方の中には、私と同じように死産または流産、お子さんの突然死等を経験され、とても辛い想いをされている方もいらっしゃることと思います。
私自身の経験や日々の生活の中で感じたこと等を綴ることで、少しでも気持ちが楽になったり一人ではないと感じて頂ければ幸いです。
ブログ開設について
私は亡くなった息子「理玖」が初めての妊娠、出産でした。
妊娠した当初から、いや、寧ろ妊娠する前から無痛分娩を希望していたため、妊婦検診については地元でも産科が有名な総合病院に通っていました。
途中逆子になったり、糖負荷検査で引っかかったりといったことはありましたが、臨月に入る頃には何事も問題なく、経過は至って順調でした。
それが突然、予定日前日にお腹の中で亡くなっていることが分かったのです。
産まれてくるのを楽しみに待っている日々から、突然悲しみの日々へと突き落とされました。
死産当初は、死産時の状況について振り返ろうとするも、心が乱れてしまい、中々書き留めておくというのは難しい状況でした。
今もまだ死産から半年経っていないので、泣いてしまう日はあります。
しかし、理玖がいたということ、私が死産を経験したということ、どちらも完全に思い出に変わってしまってからでは振り返るのには遅いのではないかと思い、ブログを通じて書き留めていくことにしました。
死産経験者として出来ること
子宮内胎児死亡、お腹の中で息子が亡くなっていると分かり、出産の為入院。
しかし、全く予期していなかった出来事だった為、
・今後自分がどうなってしまうのか分からない
・火葬?火葬ってどうやるの?棺はどうしたらいいのか
・子宮内胎児死亡ってどういうこと?
・亡くなっている赤ちゃんを産むなんて怖い
等々本当に色々な気持ちや疑問が湧いていました。
自分の気持ちや疑問を解決すべく入院中に携帯で検索いてみるも、やはり情報が少ない。
出産、火葬した後もそうです。
・どれくらいで生理が来るのか
・自分の体はどうなっていくのか
・この気持ちの波はいつ収まるのか、自分は頭がおかしくなってしまったのではないか
等々、調べてみても無事に赤ちゃんが産まれてきた場合の事例ばかりで読むのさえ辛いことが多かったです。
ですので、このブログでは私の日常について書いていく中で
・私自身の死産経験を綴って知ってもらうこと
・生活する中での私自身の気持ちの変化を綴っていくこと
・流産、死産を経験された方や小さなお子様を亡くされた方々をサポートする団体等の紹介
等をしていきたいと考えています。
また、ご自身が流産、死産やお子様を亡くされた当事者の方でなくとも、身近にそのような経験をされた方がいて接し方や寄り添い方が分からない方等にとっても役立つことがあればと思います。