おはようございます!
また寒くなってきましたね。
体調悪くならないように体を温めて気を付けましょう。
今日は死産後の実家の片付けのお話です。
私は、出産したら実家に帰る予定でした。
でも、火葬前日の実母の一言があり、帰るのはやめました。
詳しくはこちら↓
実家には、理玖が無事に産まれていたら使う予定だった服や荷物を準備してあったので、それらを片付けに行ったのです。
後になれば片付けるタイミングを失うだろうと思い、産後1週間位経ったところで片付けに行きました。
それでは行ってみましょう!
実家の片付け
夫と二人で私の実家へ向かいます。
向かっている途中の道で、今頃なら本当は実家にいて理玖の世話していたのに、とか、何回理玖とこの道を通っただろうとか、複雑な気持ちになってまた泣けてしまいました。
でも、実家に行く時は泣いたりしたくない、そしたらまた何言われるか分からないから、と思い直して頑張って涙腺オフにしました。
悪気のない言葉というものが人を一番傷つけたりすることもありますからね…。
実家に到着して片付け開始。
前に帰ってきた時よりも、荷物が少し増えてる。両親も産まれるの楽しみにしててくれたんだな…。
オフにした涙腺から涙がまた出そうになるので、片付けに集中。
私と夫の二人で黙々と荷物を車に積み込みます。
顔をあげることもなく、淡々と荷物を片付ける。そうしないと泣けてくるから。
哺乳瓶、おむつ、ベビーオイル、タオル、沐浴布、ガーゼ、綿棒等々、どれも理玖がまだお腹の中で生きている時に、産まれてくるのを心待ちにしながら買った物です。
それらの中でも、理玖の為に買った肌着や服、これを見た時はきつかったです。
もう、本当泣かないのは不可能に近かったですけど、グッと我慢しました。
今頃なら本当はこの服を着て、ベビーベッドで寝ているはずなのに、理玖はもういない。
やっとの思いで一通り片付け終わり、両親に声掛けだけして帰りました。
両親の顔を見て話をすれば我慢していた涙が溢れてしまうことは自分でも分かっていました。
帰りの車の中では夫と二人で号泣です。
理玖が産まれてくることを待ち望んで買った物をこんな形で片付けることになるなんて、思いもしなかった。
理玖がいなくなった今、これらの物を片付けることは、理玖がいなくなったという現実を突き付けられているような感じすらします。とてつもない喪失感です。
自分で片付けに行くとは言ったものの、悲しさや辛さが襲ってこない訳ではないですからね。
きついですよ。
でも、当時は片付けないとっていうことしか思いませんでした。
結果的にこの時に歯を食いしばって片付けをした事で、後はゆっくり自分の家で休むことが出来たので良かったのかもしれません。
今になって思えばの話ですけどね。
ちなみに実家から持って帰ってきた荷物については、自分の家の中に入れて置いておいただけで片付けられませんでしたが、そのままにしておいても古びて使えなくなってしまうので、産後2ヶ月くらいの頃に整理して片付けました。
それでも今も、車のチャイルドシートは外せないまま、寝室のベビーベッドや玄関のベビーカーは置いたまま、冷蔵庫の成長早見表は貼ったままですが…。
昨日紹介した映画の「水曜日のエミリア」の中でも、赤ちゃん用品を整理出来ない話が出てきます。
これはなかなか難しいです。
片付けてしまうと、なかったことにしてしまうかのようで。
片付けられる時が来たら、片付ければいいかなぁと緩く思ってます。
ということで、今日も緩く生きていきましょう。笑
それでは、仕事行ってきまーす!