死産後の生活

生きる価値のない日々

おはようございます!!!

土曜日の夜から感染性胃腸炎にかかって悶え苦しんでいたので更新が出来ませんでした。

毎日ブログを読んで下さっていた方、更新をお待ち頂いていた方、楽しみにされていた方等々、申し訳ありませんでした。
そして、また読んで頂いてありがとうございます。
ありがたいありがたい。

これからまた毎日更新始めますのでよろしくお願いします!!
ちなみに毎朝7:00に更新しております。

再開早々で申し訳ないですが、今日は少々暗いお話になります。

でも、赤ちゃんやお子さんを失ったことがある方なら一度や二度思ったことがる…かもしれません。

それでは行ってみましょう!!

生きる価値のない日々

私が死産してから11日後の9月27日、女優の竹内結子さんが亡くなりました。
報道によれば自殺とのこと。

ニュースが流れてくるたびに、うんうん、気持ち分かる。死んじゃった方がどんなに楽かと思うもん。と本気で思っていました。

理玖が亡くなり、自分の命に代えてでも守りたかった存在がいなくなった今、生きている意味は、生きている価値は、自分にあるのか分からなくなってしまったんです。

何の為に生きていくのか。
なぜ生きて行かなければならないのか。
ここで私が自ら命を絶ってしまえば、夫や両親が悲しむことは分かっている。
周囲の人が悲しんだとしても、それでも自分は生きていけない。

こんな悲しいことがあって乗り越えられない。
乗り越えられるはずがない。
こんなに辛いのになぜ生きていかなければいけないのか。

全くもって意味が分かりませんでした。

こういうことをずーっと思っているというよりは、ふと頭をよぎるんですね。
理玖のところに行こうかと。
その方が理玖も寂しくないんじゃないかって。

当時は、食欲も湧かずご飯も食べられない。
産後だからという理由で仕事も休んでいる。
平日は一日中家の中にいるなんてこともザラで、かと言って世話をする予定だった赤ちゃんがいる訳ではない。
到底家事なんてする気になれず、する事もない。

ただただボーッと過ごす毎日。

一体自分は何者なのか、何の為に生きていくのか、考えても答えは見つかりませんでした。

死産後耳にした言葉に

親を亡くすことは過去を失うこと

配偶者を亡くすことは今を失うこと

子どもを亡くすことは未来を失うこと

というものがありました。

まさにその通りだと思います。

当時の私は、出産時に何かあったらという怖さや不安はありましたが、理玖が亡くなるとは微塵も思っていませんでした。

頭の中は、産まれたらこれをこうしようとか、あれをしてあげようとか、そういう理玖との未来が9割以上を占めていました。

それが突然、理玖が亡くなったのです。
思い描いていた未来、その大前提となっている理玖の存在が無くなってしまったのは、まさに未来を失うことと同じことでした。

今になって思うこと

今月の16日で出産から5ヶ月が経ちました。

自分では、心の傷はこんなにもまだ生々しいのに、もう5ヶ月も経ったんだなと感じています。

それでも、この5ヶ月で確実に私の中では変化があったし、心の回復に時間がかかることも承知しているので、こういうものなんだなぁと思いながら過ごしています。

辛さや悲しみは消えません。
時に、辛さや悲しみから逃れたいとも思いますが、理玖のことを忘れたい訳ではありません

きっとこの思いは一生消えることはないのだと思います。
それが表に出てくるか、出てこないかの違いなのでしょう。

もし今、このブログを読んでくださっている方の中に、当時の私と同じ思いをしている方がいるなら、自分の心に正直に、悲しい時は悲しんで、笑いたい時には笑って、無理に心に蓋をして平気なフリをして過ごさないことをお勧めします。
これは、死産後に色々な本を読んで、私が実践してみたことでもあります。

また、死産後に読んだ「大河の一滴」という本の中に、自ら命を絶たなくても、人はいずれ死ぬと書かれていました。

この本についても今後紹介できればと思いますが、私はこの本を読んでから、死んでしまおうかという思いが頭をよぎる度に、いや、大丈夫大丈夫、いずれ死ぬからと思うようになり、一時的なストッパーのような役割を果たしてくれた本でもあります。
もちろん、本だけではどうしようもない時もありましたが…。
そういう時はひたすらに泣き続けました。

今こうして息子の名前を付けたブログを立ち上げた私が言えるのは、命を絶つことはいつでも出来ますが、その前にあなたの赤ちゃんがいたという証を残せるのは、あなたしかいません。
覚えていてあげられるのもあなただけ
です、ということです。

もし、毎日辛くて眠れず、ご飯も全く食べられないようであれば、カウンセリングを受けたり精神科に行くようにした方がいいみたいです。

私は結果的にカウンセリングには行きませんでしたが、心の状態や悲嘆も人によって差がある部分らしいので、それぞれのやり方で一番心地良い状態を保てるところを探していく必要があるのかなと思います。

なんだかしんみりして暗い話になってしまいましたが、流産や死産、新生児死等を経験された方はうつ的症状が強く出るとも言われています。今苦しんでいるどなたかの参考になればと思います。

それでは、今日も仕事行ってきまーす!!

ABOUT ME
livewithriku
2020.9.14 39週6日 子宮内胎児死亡宣告 2020.9.16 40週1日 死産 31歳の時、初めての妊娠、出産で臨月死産しました。 息子への想いを綴ると共に、死産後の生活について書いていきたいと思います。 少しでも私と同じような経験をされた方の役に立てれば幸いです。

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