死産後の生活

上司の訪問

おはようございます!!

今日は「鬼滅の刃 無限列車編」観に行ってきます!
何回目になっても楽しみです。

さて、今日は産後1ヶ月経った頃、上司が家に訪ねて来てくれた時のことを書きます。

上司の訪問

産後1ヶ月経った頃、上司が二人家を訪ねて来てくれました。

1人は妊娠前から仕事を一緒にしていて、私に仕事の基礎を叩き込んでくれた師匠。
もう1人は職場に復帰した後、一緒に働くこととなったMr.Sでした。

家の中に入ると師匠が「手合わせさせて」と言ってくれたのですが、私には「手洗わせて」と聞こえてしまい、「洗面所でもキッチンでもどこでもいいですよ」と返事をしてしまいました。
いや、世間はコロナで騒いでいるので、こんな時期だからかぁなんて…ね。笑

師匠とMr.Sが理玖にお線香を上げて手を合わせてくれました。

そして師匠から妊娠前に働いていた時の職場の方々からのお香典を頂きました。

私は、妊娠前に働いていた職場は自宅から遠かったので、妊娠後は自宅の近くの職場に通わせてもらっていました。

妊娠して突然いなくなってしまったのに、みんな心配してくれているなんてありがたいなと思いました。

上司との話

その後は少し話をしました。

最近の職場の動向とか、課長の愚痴とかです。

正直、あまり興味ありませんでした…。笑
というか、やはり死産後1ヶ月でそんな話されたところで、どうでも良かったと言った方がいいかもしれません。
全く気持ちが職場に向いていかないんですよね。
あと1ヶ月で復帰と分かっているものの、体以上に心はついていかない。といった感じでしょうか。

さらに、師匠はなぜかよく分からないですが、自分の娘さんの成人式の前撮りをした写真を見せて来ました。
赤ちゃんじゃないから良いと思ったのかもしれません。
でも、死産後しばらく私は赤ちゃんとか親子連れだけではなく、親子関係を示すもの全てを見たくありませんでした。
自分や夫の両親に会いたくないという理由の一つにもそれは関係していると思っています。

だから、師匠の娘さんの前撮りを見せられた時は、一瞬止まってしまっていたかもしれません。
ちょっと心がズキってしたの今でも良く覚えています。
「あぁ、理玖は成人式ずっと出来ないんだよなぁ」ってまだ思ってしまう時期でした。

師匠とMr.Sが心配して来てくれているということは良く分かっているので、それでもありがたいなぁと思いましたが。

帰り際になって、「ちょっと最近体調が良くなくて」という話をしたら、師匠が「少し歩いた方がいいぞ」と一言。
いや、歩くのもままならないくらい体調悪いんだけどな…と思いつつ、師匠に言っても分からないか、と諦めました。

意外に普通というか、普通を装って話すことが出来たので、自分では少し安心しました。
やはり、気を張っていれば大丈夫なのかな、と。
でも、その一方で「やっぱり体調の悪さとかあんまり理解されないのかぁ」と一抹の不安を感じました。

でも、その不安も、職場復帰後に一緒に働くこととなったMr.Sが見事に解消してくれたのでした。
また後日詳しく書きますね。

今、職場復帰に不安を抱えておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、体調や心の状態が整っていない状況で復帰する大変さを分かってくれる人は必ず1人くらいはいると思います。
というか、そう信じましょう。
というか、私個人的には死産しているのだからそれくらい考えてくれる人がいてもいいのではと思います。

そして、そういう人を頼って、元気になったら恩返ししましょう!!
ゆっくりゆっくり焦らずに、でいいと思います。
まずは無理をしないこと、それが一番です。

それでは、映画観に行って来まーす!!!!!

ABOUT ME
livewithriku
2020.9.14 39週6日 子宮内胎児死亡宣告 2020.9.16 40週1日 死産 31歳の時、初めての妊娠、出産で臨月死産しました。 息子への想いを綴ると共に、死産後の生活について書いていきたいと思います。 少しでも私と同じような経験をされた方の役に立てれば幸いです。

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