おはようございます!
昨日は出産直後に手形・足形を取ったり、母乳をあげたりしたということを書きました。
今日は、同じ日に先生から説明を受けた理玖の所見や死産の原因として考えられることについて書いていきます。
先生の所見
出産当日の夕方、先生から理玖の所見や死産の原因と思われることについて説明がありました。
まず、所見によると、外見上で分かるような染色体の異常は見られないとのことでした。
唯一先生が気になったのは、陰嚢が左右非対称で、もしかしたら中で睾丸が捻転してむくんでしまっている可能性があるということくらいだったそうです。
しかし、捻転してしまっていることが死亡の直接の原因となることはごく稀であることから、今回の死亡原因とは考えられないとのことでした。
また、胎盤の異常等については、詳しいことは胎盤の病理検査の結果にもよりますが、胎盤に何か異常があれば、診察の時に赤ちゃんが元気がないとかは分かっているはずとのことでした。
病理検査の結果で、もし何か異常が認められれば、胎盤は母体側のことなので後日検査等をして、私の身体について異常の有無を調べることが出来ると言っていました。
今のところ一番の原因として考えられるのは、赤ちゃん側でたまたま血栓が出来てしまって、どこかでそれが詰まってしまったのではないかということで、それが一番可能性としては高いとのことでした。
私は理玖の体重が少なめだったことや、臓器の異常等についても聞いてみました。
体重については、出産時に出血が多少はあったので減ることもあり、健診時とはやはり誤差があるものなので極端に少ないという訳ではないとのことでした。
臓器の異常等についても、今まで診察してエコーをしてきているので、異常があれば分かるけど、今まで健診してきた状況からすると臓器にも異常はないとのことでした。
先生への感謝
先生には本当に色々な質問をしました。
先生にしてみたら責められてるんじゃないかと思ってしまうかもしれないくらい大きなことから小さなことまで沢山質問しました。
その度に真摯に説明してもらい、感謝しています。
先生が一つ一つの質問にきっちりと答えてくれたので、死産の理由こそ不明なままですが、どれだけ医療が発達しても、助けられない命もあるのだな、人の手ではどうしようもない、正に神の領域というのか、命ってそういうものだなと思えるようになりました。
人によっては、医療ミスとか見落としがあったのではないかと思う方もいると思いますが、私は不思議とそれは思いませんでした。
それは、私の通っていた病院が地元でも産科が有名で、最後の砦と言われている病院であるということもありますが、今まで主治医の先生に診てもらってきて信頼関係が出来ていたからということも大きいと思います。
自分の命に代えても、何よりも守りたかった存在の我が子を失って、その原因が分からないなんて、納得できませんよね。出来る訳ありません。
今でも何で亡くなってしまったんだろうって考えます。
でも、原因が分かったからと言って、理玖が戻ってくる訳でもない。
確かなことは、理玖が間違いなく一つの命であったということ、だからこそ儚くも亡くなってしまったということ、それだけです。
先生には本当に感謝しています。
先生はね、女医さんなんですけど、本当優しいんですよ。
私がつわりで病院行った時も優しかったです。
いい人が一杯いてありがたいです。
それでは今日もこの辺で。
仕事行ってきまーす!