おはようございます!!
今日は看護師さんからの説明のうち、
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入院中に赤ちゃんに出来ること
について書いていきます。
みなさんへのお願いも出て来ますので、よろしくお願いします。
それでは行ってみましょう!!
入院中に赤ちゃんに出来ること
退院方法や棺についての説明を受けた時、看護師さんから一枚の紙を渡されました。
そうすると、そこには入院中に赤ちゃんにしてあげたいことを記入する箇所があり、その下には例えばこんなことが出来ますよという例がいくつか書かれていました。
赤ちゃんにしてあげたいことか…。と考えてみましたが、子宮内胎児死亡宣告から数時間しか経っていない茫然自失状態の頭では何も思い付きません。
そこで、例として示されているいくつかの項目に丸をすることとしたのです。
具体的に言えば
・手形、足形をとる
・爪を切る
・髪の毛を切る
・沐浴をする
・助産師さんに母子手帳に身長や体重を記入してもらう
・写真を沢山撮る
・産まれた直後に抱っこさせてもらう(カンガルーケア)
・へその緒をもらう
でした。
例示されていた中に、母乳を絞って口に含ませてあげるという項目がありましたが、母乳は一度出てしまったら胸が張ってしまうだろうし、理玖がいなくなった後で張っている部分を冷やしたりするのも、虚しく感じてそれはそれでまた辛くなってしまうだろうなと思い、丸はしませんでした。
また後日詳しく書きますが、助産師さんの計らいで、結果的に母乳はあげることが出来ましたし、あげることが出来て良かったです。
その他の項目についても、全て実施することが出来、病院の方々には本当に感謝しています。
出来ることを例示してもらったからこそ、理玖と過ごす時間を貴重なものとすることが出来たと思います。
そして、後から色々と周産期喪失について調べて分かったのですが、周産期喪失をした際には、出産後から実際にお別れするまでの間に赤ちゃんに対してしてあげられたことや、赤ちゃんとの思い出づくりをしたことは、その後の悲嘆(=グリーフ)にも影響を与えるそうです。
読んで下さっている方へのお願い
私の通っていた病院は、偶然にも周産期喪失のケア(=ペリネイタルロスケア)に力を入れている病院だったので、先程の赤ちゃんにしてあげたいことリストを実施することが出来た訳ですが、全ての病院で同じような対応をしてくれるとは限りません。
だから、もし、今このブログを読んでくださっている方の家族や友人が当時の私と同じような状況にあるなら、ちゃんと伝えてあげて欲しいんです。
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亡くなっていても、赤ちゃんの為にしてあげられること、家族で出来ることがある
ということを。
病院で出来ないんだったら家で自分達でやったっていいんです。
当事者である赤ちゃんのお父さんやお母さんは、悲しみに打ちひしがれているうえに棺の手配や火葬の手続きをしなくてはならない状況です。
最後に出来ることについてまでは考えが及んでいないかもしれません。
私が挙げたこともほんの一例です。
もっともっと出来ることがあるかもしれないし、赤ちゃんの大きさによっては出来ないこともあるかもしれません。
だけど、手を差し伸べてあげて欲しいんです。
写真を撮ってあげようと言うだけでもいいと思います。
ちなみに私は、出産直後に助産師さんが写真を一杯撮ってくれていなかったら、我が子を写真に残すことすら躊躇していました。
助産師さんが写真を撮ってもいいんだと思わせてくれたんです。
だから少なくとも私は、病院側から出来ることを教えてもらって本当に良かったと思っています。
どうか悲しみに打ちひしがれている人が何も知らずに後で後悔することがありませんように。
みなさんよろしくお願いします。
なんだか最後は熱くなってしまいました。
ということで、今日も熱い気持ちで仕事行ってきまーす!