死産経験について

死産経験 〜夫に感服〜

おはようございます!

皆さま昨日の祝日はいかがお過ごしでしたでしょうか??

今週も今日仕事すれば明日は休み!今日一日頑張りましょう!!

今日は退院して帰宅した当日のことを書きます。

夫に感服

私が理玖を抱っこして車に乗り込むと、夫は夫の職場の近くを通り、「理玖、お父さんの職場だよ」等と話しかけました。

そうか、理玖はまだ外の世界知らないんだもんなぁと思いながら、お腹の中にいる時には何回も通っていた道なのになぁなんて考えてしまいました。

家に着くと、今度は夫が理玖を抱っこして家の中を理玖に案内してあげました。

少しして棺と花が到着。

理玖を入れてみるとピッタリの大きさでした。

あんまり良くないかもしれないですが、この後も棺から出して抱っこしたり、また戻したりって何回もしていたので、棺というよりは、理玖の眠り箱みたいなそんな感じでした。

夜になって夫の両親が到着。
普通なら私の両親も来るところですが、当日は来ませんでした。
私の両親のことについてはまた後日書きたいと思います。

楽しみにしていた孫を元気に産めなくて、どんな顔して会えばいいのかと思いながらも出迎えると、義母は「大変だったね、枕花買ってきたよ」と言ってくれました。
その一言に私が泣きそうになると、義母はフッと背を向けました。
恐らく泣いてしまいそうになるのを義母も堪えていたんだと思います。

それから、義両親にそれぞれ理玖を抱っこしてもらいました。
この時、義両親から火葬の日にお経をあげてもらったらどうかと提案を受けました。

正直言って、私も夫もお経をあげてもらうことまで調べて手配している余裕がなかったので、この提案はとてもありがたかったです。
実際当日もお坊さんについては義父が手配をしてくれ、香炉や蝋燭立て等必要な物は義母が持ってきてくれました。

義両親が帰り、明日や明後日に人が来てもいいようにと準備し始めた時のこと。

使っていなかったローテーブルを理玖の頭の近くにセッティングし、私が助産師さん達に折ってもらった折り紙や義両親がくれた枕花を飾っていると、夫がピカチュウとアンパンマンのぬいぐるみや、子供用のお菓子、ジュース等を取り出しました

入院中に電話している時に買いに行こうかなぁとは言っていたものの、本当に行っていたとは。驚きました。
というのも、絶対に、間違いなく、この状況で赤ちゃん本舗や西松屋に買いに行くのは辛かったはずだからです。

行けば妊婦さんや家族連れが多くいる場所で、必ずそういう人達の姿が目に入るところです。
自分の子どもが亡くなり、辛い状況でそういった場所に行くのはどれほど心をえぐられることか

それでも行ってきたのは、理玖に一杯持たせてあげたい、寂しくないようにしてあげたいという夫の理玖への強い思いからだと思います。
これには私も感服させられました。

人が人を思う気持ちというのは時に強さになるんですね。

ちなみに今でもこの時のピカチュウとアンパンマンは理玖の写真の横に飾ってあります。

なんだかほっこりしたところで、今日はこの辺で!

仕事行ってきまーす‼︎

ABOUT ME
livewithriku
2020.9.14 39週6日 子宮内胎児死亡宣告 2020.9.16 40週1日 死産 31歳の時、初めての妊娠、出産で臨月死産しました。 息子への想いを綴ると共に、死産後の生活について書いていきたいと思います。 少しでも私と同じような経験をされた方の役に立てれば幸いです。

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