おはようございます!!
ちょっと今日は今までとは毛色の違う話になるかもしれません…。
これまで、病院の先生や助産師さん、義両親、夫等々、多くの人達への感謝の気持ちをブログで伝えてきましたが、感謝の「か」の字も抱けない存在がいます。
それは、実母です。
何故、感謝の「か」の字も抱けないのか、それは実母の放った言葉にあります。
実母が放った言葉
実母の出産についての話
私がまだ妊娠していて、理玖もお腹の中で元気に動いていた時の話です。
お腹もだいぶ大きくなっていたので臨月に入るか入らないかくらいの時だったでしょうか。
実家に帰っていた時に、母にこんな話をされました。
それは、私が産まれた時のこと。
私は黄疸が出ており、母と一緒には退院出来なかったそうです。
母曰く、保育器に入れられて色々とモニター等の線をつながれた状態で、私が眠っている姿は本当にかわいそうで、心配でたまらなかったとのことです。
母はこの話をした時、思い出すと今でも涙が出ると言って、30年以上前のことなのに確かに涙ぐんでいました。
実母が放った言葉
話を子宮内胎児死亡が発覚してからに戻します。
明日に出産を控えた入院2日目に、今後の予定を電話で母に伝えました。
内容としては、
明日(16日)出産
明後日(17日)に退院になると思う
18日は1日家にいる
19日に火葬
という予定だけど、もし来るのが辛ければ来なくてもいいという内容です。
夫と話をした時に、両親に来てくれというのは止めて、来るか来ないかは本人達に任せようということになったので、私は母にもそう伝えました。
そうしたところ、母は、「見たら目に焼きついちゃうからどうしようかな。あんたも産んだら見ない方がいいでしょ。辛くなるだけだよ。行くか行かないかはお父さんと相談してみる」と言ってきました。
もう、怒る元気も湧かず、昔の人にとってみたらそういう感覚なのかなぁと感じてしまいました。
結局、18日に父と2人で母が来たんですが、その時の発言にも耳を疑いました。
理玖の棺を囲んで話をしていた時のこと。
母は「あと3人産んで。他に産んでくれそうな人いないから、赤ちゃん産んで」と言ってきたのです。
理玖は両家にとって初孫だったので、私の兄弟に子どもはいません。
だからかなぁ……なんて思う訳ありません!
いやいやいや、私一昨日産んだばっかりで、その子が亡くなってこれだけダメージ受けてる娘に対して、しかも理玖がまだいる棺の周りで、それ言う???????
全く理解出来ませんでした。
あれ?この間出産の話した時に、私が線に繋がれててかわいそうだったみたいな話してたよな?気持ち分かるはずなんじゃないのかな?
次に子どもが出来て無事に産まれても、その子は理玖じゃないんだよ。
自分(母)は3人産んでるけど、それって1人いなくなっても他の子がいればいいってことなのか?
それだったら私はもうこの人の娘でいることを止めようと思い、もうこの瞬間に母とは線を引くことに決めました。
母はこの後も、火葬場で出たゴキブリのことを理玖の生まれ変わりじゃないかと言ってみたり、火葬が終わってお骨の前で泣いている私に対して、昔の写真を見ながら「この時は細かったね」と言ってみたり、それはもう、ただ単に空気の読めない人というのか、何しに来たのかよく分かりませんでした。
言ってはいけない言葉
皆さん、もう言ってはいけない言葉は分かりましたよね?笑
そう、「あと3人産んで」です。
あとは、一般的に言われているのは
「また出来るよ。」
「若いから大丈夫」
「早く忘れなさい」
「いつまで落ち込んでいるの」
「元気出して」
「そういう運命だった」
等々です。
心配する気持ちは分かります。
これだけ言っている私にだって母が心配しているのは分かります。
でも、心配だ心配だって言って、相手の気持ちを考えず、自分の心配な気持ち、前を向いて欲しいと思う気持ちを相手に押し付けたら、それはただの自己満足になってしまいます。
では、どうしたらいいのか?
「死産経験 眠れない夜」の時に、寄り添われるってこういうことなんだと書きましたが、なんて言ったらいいか分からない、そう思う時にはただ黙って隣にいる、それだけでも十分です。
もし、ご友人で私と同じ経験をされた方がいる場合は、少ししたらでいいので、あなたのことを思っているよって連絡してみて欲しいです。
友人達が私にしてくれたことについては、また後日書ければいいなと思います。
あとは、出来れば亡くなった赤ちゃんのことを一緒に考えてあげて欲しいです。
赤ちゃんを亡くした両親は、みなさんが思っている以上に、亡くなった子の親です。
その子の親としてのアイデンティティを持っています。
自分にしてもらうよりも、子どもに何かしてもらう方が嬉しいことってあると思います。
それと同じことです。
私の心配をするよりも、亡くなった子のことを思ってあげて欲しい、私はそう思いました。
いやぁ、なんだか今日は母のことを書いたので、少々グチっぽくなってしまい申し訳ありません。
このブログを読んで、どう接したらいいか分からないという方の参考に少しでもなれば幸いです。
ちなみに明日は、母とは真逆だった義妹のAちゃんについて書きます。
それでは、今日は花粉で耳鼻科行ってきまーす!!