日々の中で思うこと〜徒然なるままに〜

妊娠前の出来事

おはようございます!!

今日で3月も折り返し。
あと2週間経ったら今年も既に4分の1が終了です。早い!!

みなさんは今年に入ってからの3ヶ月何か変化はありましたか??
私は何といってもブログを始めたことです!!!

いつも読んで頂いてありがとうございます。

さて、今日は妊娠前の出来事について書きます。
今日はあまり死産とは関係ないかもしれないですが、死産後もやもやしていることがあって。
どうしても吐き出させてください。

妊娠前の出来事

仕事について

私が今の職場に配属になったのは、2017年からです。
希望の職場とはいえ、全く仕事が分からなかった私はとにかく仕事が出来るようになりたいと思っていました。

また、私のいる職場は男性の比率が多く、配属になった頃は、50人くらい男の人がいる中で、女性は私ともう一人30代後半の女性の2人だけでした。
男の人に負けないよう、女だからって言われないよう、どうしたら良いのか、どうすべきなのか日々模索していました。

しかし、なんせ元々の仕事の仕方が分からないので、出来ることも少なく、このままではいけないと思いながらも突破口を見付けられずにいました。

そんな時、師匠が異動して来たのです。

師匠は仕事に厳しく、それこそ考え方の根っこには女なんてっていう考え方のある人だと思います。
でも、何も出来ない私に対して師匠は根気強く仕事を教えてくれました
そして、娘だ娘だと言って本当によく面倒を見てもらいました。

この時私は29歳でした。

既に夫とは結婚しており、子どもをどうするか考えていた時期でした。

しかし、やっと仕事を教えてくれる人を見付けたのに、ここですぐに子どもを作ってしまっては、また以前の様に自信がないまま、どうしたら良いのか分からないままになってしまうと思いました。

だから、夫にも妊活を先に伸ばしたいという話をしたのです。
夫と話し合った結果、妊活については一年先延ばしにすることにしました。

そして一年後、妊活を始めようとしていた矢先、師匠からその時にやっていたプロジェクトの重要な役割をやって欲しいと言われました。3月頃だったと思います。

私は正直に妊活をしようと夫と約束をしていることを話し、すぐには返事が出来ないと伝えました。
本当にどうしたら良いのか分からなくて泣きながら師匠に話をしました。
それというのも、この年の1月頃に不正出血があり、自分でもこれ以上妊活を先延ばしにしても良いのだろうかと思ったからです。
妊活の話をすると師匠は、「分かった。でも長くかかっても半年だから」と言ってました。

帰って夫と話し合い、ずっと携わってきたプロジェクトを任せてもらえるならやってみたいとは思う。けど、妊活のこともあるし決められないというような話をしました。
そして、話し合いの結果、今やっている仕事が終わったら妊活をしようという話になりました。

こうして妊活を先延ばしにしたのですが、長くても半年と言われたこのプロジェクト…半年経ってもなかなか実行されませんでした。
実は、関係各所との調整がうまく行かず暗礁に乗り上げていたんですね。
それでも師匠はやろうとしていましたが、周囲からも無理だろうと言われていました。

そんな時、課の飲み会があって、その年に異動で来た女性上司がその後の飲みに誘ってくれました。
私が思い切って妊活と仕事の話をすると、「いや、でもあれ出来るの?そりゃ師匠はくるりがいなくなったら困るからやるって言うだろうけどさぁ」と言われました。

何とも衝撃的でした。あぁ、そういうことか、と。
そしてプロジェクトもやはり実行するのは厳しいのだなと確信。

年末までに実行しなければ、12月から妊活を始めようと決めました。

そして、12月になってもプロジェクトが実行されることはありませんでした。

師匠の反応

12月から妊活を開始し、その後運よくすぐ理玖を妊娠。

これまでのように遠方への出張は出来ませんので、師匠に妊娠したことを言わなければなりませんでした。

勇気を出して妊娠したことを伝えると、師匠は全くもって喜んではくれませんでした。
しかも妊娠していると言っているのにその側で電子タバコを吸い出す始末…

さらに、これは後日の話になりますが、師匠がこんなことを言い出しました。

  • お前は今まで甘えてやってきた部分がある。これからは甘えは許されない。
  • 出張できないというが、ここまで車で1時間半かけてくるのと4時間かけて出張先へ車で行くのと何が違うんだ。
  • つわりで辛ければ出張先まで車で行って、それから休んでいたって良いんだ
  • 車に乗っているのが何時間までなら良いとか、何キロ以上ならダメだとか明確な基準はあるのか?
  • お前は気にしすぎなんだ。一人目だからって神経質になりすぎなんだ。
  • タバコ吸ってたって酒飲んでたって産まれる時は産まれるし、産まれない時は産まれないんだ。
  • 上司にだってまだ言わなくていい。

と。

もうこれを言われた瞬間、あぁこの人やっぱり自分の為に私のこと繋ぎ止めてたんだなって思ってしまいましたね。
去年泣きながら妊活の話もしているのに、自分のことしか考えてなかったんだなって。

それまでは師匠に申し訳ないという気持ちも持っていましたが、この言葉でそんなのどこかに吹き飛びましたね。笑

今、死産して更にこの言葉を言った師匠のことが嫌いになりました。
産まれる時は産まれるとか、よくも容易く言えるよなと思ってしまいます。
もちろん当時は死産するなんて全く思ってませんでしたが、どれだけ心配してたって足りないくらいなんですよね、実際は
死産前に言われた言葉とは言え、到底許すことは出来ません。
生きて産まれなかった場合にどれだけの精神的苦痛を感じることになるか知らずに、産まれる時は産まれる、産まれない時は産まれないなんて軽々しく言うものではないと思います。

愚痴っぽくなってすいません。
本当に死産後、この言葉がずっと胸に引っかかってて、どこかで吐き出したかったんです。

話しを戻すと、師匠と話してもこんなこと言ってるようじゃ話にもならないと思い、早々に上司に言って職場を自宅近くに変えてもらいました。

私が自宅近くの職場に行くようになった後も、結局プロジェクトは実行されることはありませんでした。

今思うこと

妊活せずに仕事をしたことについては、特に今も後悔はありません。
それは自分の選択なので。

ただ、当時の私が気をつけるべきだったのは、師匠のことを信じ過ぎていたということでしょうか。

今はもう、あまり師匠とは関わりたくありません。笑

この師匠のように極端な人はあまりいないかもしれませんが、働いている女性が妊娠・出産するって大変なことですよね。

閉鎖的な職場であればあるほどそうだと思います。

中には悩まない人もいるかもしれませんが、仕事をちゃんとしていきたいと考えている人ほど周囲に気を使うこともあるのではないでしょうか。

確率は少なくても私のように死産になってしまう場合もあります。

どんな選択をしても、自分自身が後悔しないような決断が出来ると良いですね。

どれだけ悩んでも、自分自身が納得できる答えを出すのが一番だと思います。
私も決めるまで沢山悩みましたよ。

応援してます!!!

それでは、仕事行ってきまーす!!

ABOUT ME
livewithriku
2020.9.14 39週6日 子宮内胎児死亡宣告 2020.9.16 40週1日 死産 31歳の時、初めての妊娠、出産で臨月死産しました。 息子への想いを綴ると共に、死産後の生活について書いていきたいと思います。 少しでも私と同じような経験をされた方の役に立てれば幸いです。

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